Posts

Showing posts from August, 2016

37

Image
37歳だ。ここ数年、誕生日に生命表を見るのが恒例になっていて、今年も見てみた。

日本の37歳の男性の平均余命は44.69年で、38歳までに0.08%が死ぬそうだ。45年は予定を立てるには長すぎるし、0.1%弱は気にするには小さすぎるので、結局「へぇ」と思うだけで終わるのだけど。

とりあえず、コツコツまじめに生きてるといいんだろうなぁ、と思う。

深い河とヒンドゥー

Image
ほとんど毎日琵琶湖で沐浴してふやけっぱなしだ。

さて、インドで見かけたオレンジ色の服を来てガンジス川に「お水取り」に行く人たちのお祭りの名前を後日ガイドさんがLINEで教えてくれた。「そのまつりのなまえは shivratri というまつりです。」とのこと。シヴァラートリーでした。とても大規模に見えたので、てっきり年に一度あるいは数年に一度のお祭りだろうと思い込んでいて、Wikipediaを見ても、どうも違うなぁ...、と思ってたのだけど、月に一度のシヴァラートリーだったそうだ。あれが毎月行われているなんて...。ヒンドゥー、すごい。

で、インドの旅のお供にと思って遠藤周作の「深い河」と森本達雄の「ヒンドゥー教 ― インドの聖と俗」をKindleに入れていったのだけど、結局全然読まずに帰ってきてしまったので帰国後に読んだ。


「深い河」は、1993年に発表された小説で、インディラ・ガンディーが暗殺された1984年10月~11月にかけて実施された日本からのインドツアーが舞台。小説中のツアーの内容が、デリー、ヴァラナシ、アグラで、今回の旅行で辿ったコースと全く同じ、とっても面白く読めた。 

5人の主人公のあらましがWikipediaに書かれてるのだけど、それをさらに大雑把にまとめると、 

磯辺
妻を癌で亡くし空虚感の中で暮らす初老の男性。妻が臨終の間際うわ言で言い残した「自分は必ず輪廻転生し、この世界のどこかに生まれ変わる、必ず自分を見つけてほしい」という言葉が、下らないと思いつつも気になって仕方ない。そんな折、日本人の生まれ変わりと自称する少女がヴァラナシ近くの村にいると聞き、いろいろと思うところがあってインドツアーに参加する。
美津子
上智大学卒の30代の美人。磯辺の妻の死ぬ間際をボランティアで介護していた。多くの恋愛や結婚、離婚などを経験しているけども、本当に他人を愛したことがなく、キリスト教の愛の教えにもなじめない。大学の同級生の大津がヴァラナシの修道院にいるという噂を聞いて、いろいろと思うところがあってインドツアーに参加する。
沼田
動物を心を通わせる童話作家。結核で生死の境をさまよった経験があり、その入院中に死なせてしまった九官鳥が自分の身代わりになってくれたと考えるようになり、いろいろと思うところがあってインドツアーに参加する。
木口
戦時中にインパール作戦…

インドに行ってきた

Image
インドに行ってきた。

インドといえば仏教のルーツ。お釈迦さんを生んだ国としてのインドが最初の接点だと思う。子供の頃、お寺の本堂の壁にかけてあった涅槃図の気色悪さは今でもよく覚えてて、生まれて最初に触れた異国情緒はインドだったかもしれない。

次は高校の数学の先生の話に出てきたラマヌジャンかな。ゼロの発見とか、十進法とか、アラビア数字の起源とか、インドの数学はすごいっていう話が印象に残ってる。

で、次は、藤原新也の「メメント・モリ」鬼海弘雄の「INDIA」に感動してガンジス川に憧れる。

で、最近だと、GoogleのCEOのピチャイとか、MicrosoftのCEOのナデラとか、ペプシのCEO、ドイツ銀行の元Co-CEO、NokiaのCEO、シティグループのCEO、マスターカードのCEO、Standard & Poor's のCEO...、名だたる企業のCEOがインド出身者で話題になってる。ソフトバンクの孫正義の後継者として名前が挙がってたアローラもインド出身。

僧侶としても、理系出身としても、写真好きとしても、CEOとしても、インドが気になって仕方ない。というわけで、インドに家族旅行に行ってきた。3日間でデリー、ヴァラナシ、アグラを駆け足で。

本当はバックパッカーみたいな感じで安宿に泊まる旅がインドを満喫できるんだろうけど、子連れなので日本の旅行代理店経由で頼んだ現地ガイドさん付き、 ホテルはきれいなところで、移動もほとんど貸し切りの車、という大名旅行みたいな3日間のツアーだった。



うわさの野良牛。ほんとにいたるところにいて、他にも、山羊、豚、猿、犬、リス、人間、見事に混ざり合ってて、ごく自然に一緒に生きてる感じが素敵だった。こんな感じだと臭そうなものだけど、確かに臭いんだと思うけど、どこでもお香を焚いてて、香辛料、排気ガス、砂埃、汗、川、全部の匂いが強烈なので牛の匂いなんてまるで感じない。ピンクの首巻きをしたおじさんおしゃれだ。



道路も印象的だった。自動車、バイク、リキシャー(人力車)、オートリキシャー(PIAGGIOのApeみたいなやつ)、自転車、歩行者、牛、みんなグチャグチャで、舗装もグチャグチャで、みんな呼吸するようにずっとクラクションを鳴らしてて、車間距離ほぼゼロ、10センチ隙間開いたら割り込む、みたいな感じで、みんな運転が上手というのかなん…

放題

Image
今日から日本でも Kindle Unlimited サービス開始で月額980円で12万冊読み放題になって、計算するまでもなく元は取れるので早速登録してしまった。去年から Apple Music を使い始めて、これで聴き放題の読み放題。音楽聴きながら本を読んでればとりあえず幸せなので、月額1960円で幸せ放題なのだけど、どうしよう...。

子供の頃に「本やCDを我慢せずに買いたいだけ買えるようになったらどんなに幸せだろう」と思ってたような気がするけど、月額2000円弱で実現できる時代がこんなにすぐに来るだなんて。

Kindle に入ってない読みたい本とか Apple Music に入ってない聴きたい曲とか時々あるにはあるけど、問題は足りないことよりも足り過ぎてることで、数十万冊とか数百万曲とかって1000歳まで生きても触れきれない。

だいたいがそうだ。

食べ放題というのがあるけど、食べれる量には限界があるし、カロリーやプリン体が気になるお年頃なので自分でリミットをかけてしまう。飲み放題も。そんなに酔っても失言したり失敗したり失禁したり記憶を喪失したり失うものの方が圧倒的に多くて、限界は体の方にある。

服もそう。買うお金がないとか、売ってないとか、そういうところが足りないのではなくて、むしろ足りないのは着る機会や着る体の数だ。

PCの性能とか回線速度も。昔はPCが計算してる時間とかダウンロードを待ったりする時間とかもあって、そういう制約が作業速度のボトルネックになってたこともあるけど、今はそんなことはまるでなくて、ボトルネックになるのはいつも自分のモチベーションの方だ。

車も。200 km/h のスピードが出る車でも、法律の制限速度があるし、それがなかったとしても、そもそもそんなに急いで行きたい場所の方がないし、スーパー銭湯にスーパーカーで行っても仕方ないし。

放題。なんて幸せなんだろう、と思う反面、お腹いっぱいで死にそう。