Posts

Showing posts from July, 2014

かき揚げそばについて

Image
年に数回、好きな食べ物は何かと質問される。好きな食べ物がないのでいつも答えに困る。食べないとお腹がすくから食べるだけで、食べ物に興味がほとんどなく、できることなら何も食べずに生きていければ、とさえ思っているので、好きも嫌いもなく、単に興味がない。 「好きな食べ物何ですか」という質問は、それほど親しくない関係の人が、時間をつぶす目的で発することが多いので、そこで、「興味ないです」と答えてしまうと、「あなたとの会話には興味がないです」とほぼ同じような意味になりかねないので、実際にその会話に興味がないにしても、別の答え方を工夫する必要がある。 丁寧に、「食べ物に興味がなくて...」ということを話し始めてもいいのだけど、「好きな食べ物は何か」という質問は、「好きな食べ物がある」ことが前提になっているわけで、ここで前提をくつがえすような答えをすることは、時間つぶしにはなるかもしれないけど、そんなややこしい話をしたい人は「好きな食べ物」なんて話題を選ぶわけはなく、そんな面倒な答えが期待されているとも思えない。 食べ物に興味がないと、やはり他人の好きな食べ物にも興味がないので、なぜそんなことを聞くのか意味が分からないのだけど、何はともあれ、好きな食べ物を聞かれた時に困らないようにしておきたい。 何と答えるといいのだろうか。「好きな食べ物」でぐぐってみた。そしたら一番上にヒットするのが、 「好きな食べ物何?」でわかる彼の本当の性格とは | ハウコレ   おもしろかったので、ちょっと引用。 何気ない会話から彼の本当の性格を知ることができれば、女子的には助かりますよね。 というわけで、現役男子大学生に聞き込みを行った結果をもとに作成した「好きな食べ物でわかる性格診断」をご紹介します。 飲み会のネタにして盛り上がるのもおすすめです♪ 「ラーメン」と答える人には、「○○で△位になった××(店)に行った!」と言うのが大好きなミーハーが多いです。 出されたラーメンを写メる率が非常に高いのが特徴。 男っぽく、体育会系な人が多いです。   「野菜」を挙げるのは、こだわりが強くマイペースな人が多いです。 ライフスタイルにも強いこだわりを持っていたりするので、考え方や趣味が合わなければ一緒にいるのが大変かもしれません。  「パフェ」「プリン」などの甘いものを挙

CD買わなくても投票できるのなんでだろ〜♫ 滋賀県知事選について

Image
CD買わなくても投票できるのなんでなんでしょうね。  政治には興味ないし、誰に投票したってどうせ結果には関係ないし、誰が当選しても僕には大して影響ないし、だいたい政治に熱心な人って何だかキモいし、くらいにずっと思ってて、今でもそう思ってるところが少しあるのだけど、さすがにこれはマズいのではないか、と思うようになってきた。 大人になったからなのか、311で目が覚めたのか、インターネットでの選挙運動解禁のせいでひきこもりの僕の目に触れるようになったせいか、なんだか分からないけど、今は急ぎの仕事がないので、滋賀県知事選について思うことを書いておこう。  小鑓隆史、坪田五久男、三日月大造、3人立候補されてて、小鑓vs三日月が競り合ってる形だそうだ。最近「 社会はなぜ左と右にわかれるのか 」という本を読んだばかりなのだけど、その言葉でいえば、小鑓さんは自公推薦の右(保守)、三日月さんが嘉田知事推薦の左(リベラル)、右と左の競り合いだ。 お二人の経歴をウェブサイトで見てみると、 右の小鑓隆史さん(47歳)は、 膳所高 → 京大物理工学 → 経産省 → 立候補  左の三日月大造さん(43歳)は、 膳所高 → 一橋経済 → JR西日本 → 衆議院議員 → 立候補 同年代で、ともに膳所高出身で、兄弟のようにそっくりの経歴、この二人が右と左から立候補するのがおもしろい。 幼少期のプロフィールを見てみると、小鑓さんは、「幼稚園に上がった後に母親を亡くし、兼業農家の父親も留守が多かったため、祖母や親戚、地域の人たちのつながりに助けられて育つ。小2から小6まで新聞配達」してたそう。一方の三日月さんは、「京都生まれで私立の幼稚園を出て、大学ではテニスサークル」で活躍されてたそうだ。田舎の昔ながらの人のつながりにポジティブな思いを持つ人が右に、都会の新しく開けた人のつながりにポジティブな思いを持つ人が左に、という感じだろうか。ひどく納得する。  で、どちらもおっしゃることは真っ当で、どちらも真面目そうで誠実そうで、どちらもあまりお友達になれなさそうな感じはするけど、まぁ、どちらでもいいし頑張ってください、と今までなら思ってたと思う。 なのだけど、今の安倍自民党は、右は右でも極右というのか、復古主義、ファシズム、コーポラティズム、なんていうのか