やい!クロネコ、俺の話をきけ。


今日、物流についていろいろ思うところがありました。

まず、ヤマト運輸のウェブサイトを見てて数年前に比べてとてもサービスが洗練されてることに感動したこと。で、東大の古本による寄付プロジェクトで誰が重要な役割を担っているかって考えると運送屋さんであろうこと。それで、つらつらと考えていると、いろいろつながったのでメモです。僕の未来予想とヤマト運輸への熱い思いです。

去年、田舎に引越して宅配便を使う機会が増えたように思います。ネットでカード決済で宅配便で届けてもらってばかりで、財布に触るのは東京に行く時だけ、みたいな感じです。ほんとに大袈裟ではなく。きっと今後ますますそうなります。

で、宅配便、今後ますます重要な分野になると思うんですね。特にグローバルな規模の宅配。で、この分野の覇権をとりたいって思ってる人はいっぱいいるんだろうなぁ、と思っていたら、いろいろつながりました。

ここで何が求められてるかっていうと、箱のサイズや形、住所コードの世界共通の規格ができて輸送のより多くの部分が自動化されることとか、ウェブとつながった管理体制ができて、コストが下がることだと思うんです。ずっと前、品川にあるヤマト運輸の配送センターでバイトしてて、仕分け作業の大部分をロボットがやっていることに驚いたのですが、それでもやっぱり、箱の形や大きさがバラバラでバーコードが読めなかったり、きれいに積めなかったりで、どうしても人の手が必要になるんですね。箱と住所コードの統一規格ができればもっと効率的に安く早くできると思うんです。っていうか、これからは一人一人がGPSを持ち歩く時代なわけで、住所じゃなくて人に直接届ける感じになると思うんですね。

で、誰がそれをできるかっていうと、一番近い場所にいるのはamazonとかgoogleです。先週発表された「アマゾンジャパンの通常配送料金無料化」のニュース、これって、amazonが狙っているのはネット通販での存在感を増すことより、さらに先の物流業界を視野に入れてるんだろうな、って思うんですね。「米国Amazonに商品を注文したら翌日に日本に届いた件」とか、こういうことが普通にできる世界をあの人たちは目指してると思うんです。で、先日の「Google、“自動運転カー”プロジェクトを発表―既に公道で試運転中」とかも、遊びじゃなくて(最初は遊びかもしれないけど)、見据えているのは自動車業界ではなく物流業界への参入だと思うんですね。

というわけで、シロシベに何ができるか、...まあ何にも思いつかないわけですが、大学3年生との時にバイトしてた品川の配送センターで支給されたブーツを今でも使っていて、ヤマト運輸を愛する者としては、せっかくなのでクロネコヤマトには頑張っていただきたいわけです。ヤマト運輸は日本で最もイノベーティブな企業であり、福祉への貢献がとても大きな企業です。ヤマトさんが近づくべきは、UPSやDHLやFedexではなく、amazonやgoogleですし、彼らのパートナーとしては、すでにグローバルに展開してところより、日本で洗練されたサービスを提供しているヤマト運輸のほうが好都合なことだっていっぱいあるはずです。っていうか、googleやamazonのパートナーとしてヤマト運輸以上にぴったりの企業は世界中さがしてもないと思います。

で、何が言いたいかというと、木川眞社長、飲みに連れてってくれないなぁ、と思って...。ヤマト運輸が進むべき道について教えてあげようと思って。まあね、実現しないことは分かってますけどね、言ってみるもんだなぁ、っていうことはたくさんあるのでね、言ってみました。

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