Weft QDA オープンコーディング

こんにちは。Weft QDA の時間です。前回からだいぶ時間があいてしまいましたが、今日は、WeftQDAでコーディングしてみます。質的分析について初心者ですので、間違ってることとか、普通こうするとか、詳しい方はご指摘くださいませ。

さて、プロジェクトを開くと「Documents and Category」ウィンドウの下半分にカテゴリーツリーが表示されています。

カテゴリーツリーの操作は、WindowsのExploreとほぼ同じです。クリックでフォーカス、ダブルクリックで開く、ドッラグ&ドロップで移動できます。フォーカスされた状態でクリックするとカテゴリー名の変更ができます。


さて、テキストを見ていきます。右側に出ているウィンドウは、前回の検索結果です。青空文庫の中から「質」という言葉を含む文章をダウンロードして、それらの中からさらに「質」を含む箇所の前後100字を抜き出したものです。寺田寅彦の文章で、
近代の相対性理論にしても、量子力学にしても、波動力学にしても基礎に横たわるものはほとんど哲学的、あるいは質的なる物理的考察である。

とあります。この部分にコードをつけてみます。コードの名前や位置づけ、階層構造など、今の時点では何とも分からないので、ひとまず「質的な考察」とつけてみます。最初のコーディングなので、ここでは抽象度の低い、具体的な名前をつけるらしいのですが、もともとの文章がだいぶ抽象的...。「Documents and Category」ウィンドウの下部にある「New...」というボタンをクリックします。すると、このようなダイアログが開きます。
で、名前を入れて、「OK」です。
そして、テキストにコードをつけます。

    1. コードをつけたい箇所をドラッグで選択
    2. 付けたいコードをリストから選ぶ
    3. 「Mark」をクリック
    簡単です。

    すると、こんな感じで、左のコードリストの中の選択されているコードがつけられたテキストが青く強調されます。


    で、ざっと最後までやっていくと、コードのツリーがこんな感じになりました。


    「質」を含む言葉っていっぱいあるんですね...。というわけで、ここまでの作業をオープンコーディングっていうのかな。いいのかな...。さて、次回はコードをつけたテキストの中を見ていきます。

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