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Showing posts from December, 2009

2009

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今年の総括をしようと思っていたのに、もうあと20分くらいしか残ってない...。

2009年は本当にいろんなことがありました。いろんなことが始まりました。今までで一番濃い1年です。2010年、もっと濃くします。

1年間ありがとうございました。そして来年もよろしくお願いいたします。皆さまにとって2010年が良い年になることを心より願っています。

Japanese design principles

年末年始のお休みの季節ですね。とはいえ、テレビを見ない、新聞や雑誌も読まない、時々東京に行く以外は近所の山とかサウナくらいしか外出しない、みたいな生活なので、あまり実感が湧いてきません。メールとか電話でほのかにお休みモードの雰囲気が伝わってくるだけです。

Swissmiss で日本のデザイン哲学が紹介されてました。今までなら、「へぇ」って感じでスルーする記事ですが、言葉で自覚することの大切さについて考えている最中のインチキデザイナーなので、ちゃんと読んでブログに書いてみることにしました。

禅の美学は、仏教の諸行無常の思想に由来する。

不均整 (imbalanced)
自然には完全な対称などなく、完全であることは否定され、非対称、不規則、不均一、アンバランスが用いられる。

簡素 (simple)
装飾は排除され質素。きちんとしてて、率直で、ややこしくない。

ココウ? (austere)
ベーシックで(basic)、風雨にさらされた(weathered)、裸の(bear)、年月を経た(aged)、感覚的でない(unsensuous)、厳格(sternness)、禁止(forbiddance)、成熟(maturity)、重厚(weight)。

自然 (natural)
生(なま)で、自然で、はからいのない創造性。本当の naturalness は naive であることや accidentalであることとは違う。

幽玄 (subtle profound)
ほのめかし、隠された意味を明らかにしない。カジュアルな目には見えない、露骨でない。

脱俗 (unworldly)
従来の慣習や制度にとらわれない。法や規則からの自由な創造。

静寂 (calm)
静かで落ち着いた幸福な孤独。こころにも体にも環境にも混乱や雑音がないこと。


日本語を英語にしたものだろうから簡単に訳せるかと思ったら、意外と全然分かんない...。で、まあ、感想を。

「日本の美学=禅の美学」なんですね。縄文土器とか、装飾たっぷりのお寺とか、禅っぽさのない美学も他にいろいろあるとは思いますが、ま、そういう風に見られてるんですね。で、不均整で質素とかっていうのはよく聞きます。で、次の「ココウ(KOKOU)」ですが、これは何でしょう...。「孤高」くらいしか思いつかないけど、ちょっと違いますよね。なんだろう。次の「Shizen」こういう文脈では「自然(じ…

向地蔵と佐野草

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年の瀬は一年の中で一番好きな時期、「良いお年を」は一番好きな挨拶です。物心ついた時からそうだったように思います。

なんていうか、終わる感じ、水に流す感じ、いろんな煩わしいことが一旦閉じる感じ、そういうのが好きでした。逆に新年が一番嫌いで、お正月の漫才番組を見ながら「ああ、また一年が始まる...。早く終わんないかなぁ。」という気分になっていることが多かったように思います。

今年はちょっと違う感じです。理由はよくわかりません。次の年はもっと行ける、次の年こそが勝負、次こそが本番、大げさですが、珍しくそんな気持ちになっていたりします。

でまあ、全然関係ないですが、向地蔵と佐野草の話です。



このあたりは地蔵がたくさんあります。注意して見るわけでもなくその多さに気づくほどです。先日、この地蔵についてお年寄りたちが話していました。

「あそこ道が通るとええねんけどな、お地蔵さんがあるやろ。どかすいうわけにはいかへんさいかいになぁ。」
「ほやなぁ。ほんで、あれはどこの地蔵さんと向き合うてはんの?」
「あれは、あそこや。○○の○○ちゃんとこの。」
「ちゃうちゃう、あの○○ちゃんとこのは、××さんとこの前の...」
とまあ、あっけにとられて聞いていたわけですが、要するに、このあたりのお地蔵さんは全てペアになっていて、向きあっている相手がいるんだそうです。向地蔵(むきじぞう)って言うそうですが、ググってもわかりません。話を聞いている感じだと、ペアの間の距離は、数百メートルから数キロメートルあって、目で見て分かる距離ではありません。話しっぷりから察するに、お年寄りたちの頭の中には地蔵マップができていて、たぶん、数十ペア以上のお地蔵さんの対応関係が入っているようです。

その事実関係や歴史的背景、さっぱり分かりませんが、このような情報が口承で伝わっていて、今も共有されているという事実に驚きました。僕は高校生のときまでここに住んでいたわけですが、初めて聞いた話です。



でまた、今日1つ驚きました。佐野草(さのぐさ)だそうです。これもお年寄りの間でそう呼ばれている草で、佐野にしか生えない草、だそうです。佐野というのは、周囲をグルッと回っても数キロメートルしかない小さな地域です。隣接する町とは陸続きで、川や山で隔てられているわけではありません。普通に考えると、佐野にしか生えないなんてことはあり得ない気もしますが、草木につ…

冬至の宣言

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先日、飯沢耕太郎さんの講演会で「写真と言葉」についてのお話を聞きました。触発されて、これから写真ブログで、写真に一言ずつ言葉を添えることにします。詩です。いやまじで。
本当は、人前で歌うことも、漫画を描くことも、映画を作ることも、すべての表現行為は恥ずかしものだと思うんです。
一番クールな立場というのは、何も発信しないことなんですね。何も発信しないで斜に構えて、ポケットに手に突っ込んで佇んで文句を時々言うのがもっともラクなんですよ(笑)。
でもそれじゃ文化は始まらないから、恥ずかしいことだけどやるんです。
浦沢直樹
恥ずかしいことだけど、詩を書くんです。

合格

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先月通っていた研修、今日試験の結果が届きました。研修内容のあまりの分からなさ、試験の手ごたえのなさ、何個か落としててもおかしくない出来だったのですが、まあ、よかった。のかなぁ...。で、これで、泊まり込みの研修に参加する資格を得たことになります。いいのかなぁ。何だろう、この釈然としない感じ。

ピンク

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節操もなくいろんなお仕事に手を出しているわけですが、論文、報告書、パンフレットやウェブサイト、伝えたい人の伝えたいものを運ぶ乗り物を作る作業、という点では共通しているように思ったりもします。で、その乗り物の主役は言葉です。言葉について考えさせられることがたくさんあります。

当たり前のことですが、言葉って、情報を伝えるわけですが、出す側と受ける側で違うものになるんですね。それで、誤解がないように丁寧に言葉数を多くして説明すればいいかっていうと、そんなわけでもなくて、解釈が一通りに定まるほどにギチギチに無機質な言葉を足すと、もうそれはそれで伝わらないんですね。

何ていうのか、たぶん、言葉を受けた側の頭の中で「広がる」ことを目指す言葉と「切る」ことを目指す言葉があるんだろうな、って思います。前者は、詩とか俳句とかコピーとか小説がそうだと思うのですが、言葉以前のもやもやした何かの核を直観的につまんで投げて相手の中でもそのもやもやが広がって、そのもやもやをもやもやのまま共有することが動機になってる言葉、みたいな。後者は、論文とか定義とか条文とか議事録とか、もやもやの輪郭を丁寧に切り取って、相手の中でも寸分違わない輪郭が切り取られることを目指す言葉、っていうのか。デジタル画像で例えると、前者がベクター、後者がラスター、みたいな。

たとえば、学会のポスターなんかだと、「大会テーマ」みたいに参加者の頭の中で広がって欲しい言葉と、「いつどこで誰が開催」とかっていういろんな可能性を切り捨てるための言葉、両方を1枚で伝えないといけないわけですが、この2種類の言葉って、形にするとなると、全然違うものなんですね。切り捨てるためには、背景の画像なんて邪魔でしかないし、フォントの種類もサイズも読みやすくて統一されてて、言葉数は多く、色数は少なく、合理的に構造化されてた方がいいと思うんです。一方で、広げたい時には、構造や枠組みは不要だし、色や形や大きさやニュアンスこそが要で、むしろ言葉自体が邪魔になったりさえすると思うんですね。難しいものです。

で、さっき言葉が「乗り物」という言い方をしましたが、ほんといろんなものを背負うもので、これも当たり前のことですが、言葉を出す人、受ける人、その間の関係性によって、一字一句同じ言葉でも、全く違う言葉になるんですね。たとえば、

「ピンクが好き」それが林家ペーの口から出…

ピンピン

最近、RSS のチェックもあまりできていないのですが、欠かさずチェックするものがいくつかあって、その中の一つが内田樹のブログです。今日のエントリーに驚きました。
「若い人たちは第一次産業に向かいます」
「贈与モデルに基づく新しい経済活動が始まります」
「仏教の僧侶たちがあらたな文化的指南力を発揮します」
「道場や寺子屋的な学び場を軸として地域共同体の再構築が始まります」
今のところ、第一次産業にはピンと来ないけど、後の3つはピンピン来ます。「会社を作ってみたい」「実家に帰ってみたい」「博士までいっときたい」って思った理由については自分でもよく分からないことが多いですが、きっと内田樹と同じような匂いをこの時代に感じてるんだと思います。今のところ具体的なプランは全然ないけれど、ま、とにかく頑張らなきゃという気持ちにさせられます。

「予言したことは予言しなかったことよりも現実化する可能性が高い」っていうのは本当にそうで、予言にピンと来た人はそれを自分に与えられた使命として頑張っちゃうんですね。

suica pasmo icoca pitapa

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つかの間、気持ちにゆとりが出来たので、ずっと気になってたICカードについて。



今まで携帯電話のモバイルスイカを使っていたのですが、iPhone にはそういう機能はありません。引き出しの奥で眠っていたPASMOに再登場してもらいました。

モバイルスイカは、関東でも関西でも使えていたので、このあたりはもう完全に互換性があるものだと思って、PASMOで関西のJRに乗ろうとしたら改札で止められてしまいました。仕方なく、「ICOCA は関東でも使える」って聞いたことがある、って思って調べもせずにICOCAを買ってしまったのですが、これで東京の地下鉄に乗ろうとしたら改札で止められてしまいました...。

で、調べてみました。

関東JR 関西JR関東私鉄関西私鉄SUICA○ ○ ○×PASMO○ ×○ ×ICOCA○ ○ ×○ PiTaPa× ○×○

へえ。微妙に不便...。
関西に住んではいますが、関西の私鉄より関東の私鉄の方が利用頻度が高そうなので、SUICAが一番の選択肢ってことですね。

ウィルコクソンの符号順位検定

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ほんとびっくりするくらいよく働きます。よく頑張った。ほんとよく頑張った。そしてミッキーマウスの服を買いました。ふふふ。

Supreme

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忙しいと言っておきながら、どうでもいいエントリーです。

今日のお仕事、大きく2つ目標があるのですが、その2つが今日中に達成出来た場合、



この服を買います。ミッキーマウスが好きってことじゃないですよ。Supreme は、カウンター・カルチャラルな服屋さんです。

師走

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12月、もう7日..。

大変に忙しい日々を過ごしています。嬉しいことではあるのですが、嬉しい悲鳴がただの悲鳴になりつつあります。メールや電話は今までに経験したことがない感じの数と密度になっています。今のところ、クレームなどはなくて「お願い」「ありがとう」っていうメールばかりなのが救いです。これから年度末までやや不安ですが、何とかなります。します。

何かしてその対価にお金をもらう、とてもシンプルなことに思えて、実はとても複雑で奥深いことなんですね。お金と商品以外に、もっとたくさんの色んな事がやり取りされてて、っていうか、お金と商品なんて、全体のプロセスの中では極々一部なんですね。上手く説明できないけれど、また時間ができたらゆっくり考えます。

近況メモ。

11月30日早朝の新幹線の車窓から。岐阜あたりかな。


朝の山登りランニング、時々サボりつつ続いています。この写真はもうかなり明るい時間ですが、夜明け直前の山道はびっくりするほど綺麗です。


12月4日。浜名湖です。シロシベじゃないお仕事、っていうのか何ていうのか、浜松に行ってきました。素敵な人ってたくさんいるもんです。

ネット銀行だって立派な銀行だぜ

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先日シロシベの確定申告したところ、還付金があるので法人の口座情報を教えて、って言われました。ジャパンネット銀行のシロシベ口座を伝えたところ、還付金の振り込み口座としては使えない、って言われてしまいました。法人の口座はそれしかないので個人の口座でいいかと問うと、それもダメ。っていうかそもそも、還付金といっても2円だそうで、省略してもらっていいんですけど?って言っても、それもダメ。郵便為替でお送りしますので、郵便局で現金を受け取ってください、と。2円返すのにどれだけの(以下略)。

で、その日の夕方シロシベ号の自動車保険の契約をしました。保険料の口座引き落としなのですが、もちろん会社経費で払うので、シロシベ口座から落としてもらおうとすると、これもまたダメ。ネット系の銀行は使えないんです...。クレジットカードで払うのは?って言ってもこれもダメ。結局個人口座から引き落とし...。経費扱いにはなるそうですが、その辺をすっきり分けたくて作ってる法人口座と法人カードなのに...。

ネット銀行だって立派な銀行だぜ。っていう話です。