2015年はネットショップを始めようと思う

2015年、もう7日になってしまった。2014年の振り返りと2015年の抱負を書いておこう。

「2014年は、ゆっくり、ちゃんと、丁寧にしたい。コツコツ仕事する、リトリートの修復少しずつ進める、山を走る。心身ともにキレのある状態にして維持したい。2014年は、静かにコツコツ、磨く、育てる、鍛える、伸ばす、そういう年にしたい。」と書いていたわけだけど、どうだろうか。確かに静かにはしてたように思う。コツコツ仕事してたかなぁ...。半年くらい休んでた気がする。リトリートの修復、年の後半は動きがあまりなかったけど、前半に大きく進んだ。山を走るのは、年の後半がんばって、5kgくらい体重を落とした。年末年始でリバウンド気味だけど、もう一度節制モードに入りたい。何はともあれ、無事に健康に1年過ごせて良い一年だった。

で、2014年の終盤から動き始めたワクワクすることが一つ。シロシベのネットショップを始めようと思う。

2009年の起業時から定款の業務内容に「雑貨の制作並びに販売」と書いていたくらいなので、ずっと前から興味はあったみたいだけど、特に2011年の梅干しチャリティから、消費者向けの小売って楽しそうだなぁ、とより強く思うようになっていた。だけど、小売するにもそもそも商品がないし、大変そうだし、今更素人が参入したって...、ということで行動に移すことはなかった。のだけど、2014年の12月に、中小企業支援機構が主催するEC研修が京都であったので、ふらっと参加してみたところ、研修の内容や他の参加者に刺激を受けて一念発起、ECサイトを作り始めてしまった。今はクレジットカード会社の審査中だったりで、 オープンまでもう少し時間がかかるけど、2015年の早い時期にオープンしたい。

織田信長らが開いた楽市楽座、 その発祥は、天文18年(1549年)の近江国、 観音寺城の城下町石寺(うちの近所)での楽市令が最初とされ、江戸時代にこの地域から生まれた近江商人の活躍はめざましく、 今でもその流れを汲む大きな商社や小売業者がたくさん残っている。近代に入ってからも、西武の堤家や、たねやの山本家など、 どういうわけか琵琶湖の東側の小さな地域から商人が生まれ続けていて、なんだかよく分からないけど、琵琶湖周辺には人に商売をさせたくなる風土があるのかもしれない。

で、ネットショップで何がしたいか。まだうまく言語化できないけど、儲けたいわけではなくて(もちろん儲かればラッキーだけど、10年くらいは売上ゼロでも続けたいと思う)、表現の媒体としての商売に興味があって、売り物にメッセージや物語を乗せて販売することで、そこから、コミュニケーションだったり、共感だったり、新しい何かとの出会いだったり、が生まれることに期待している。内山節のいう「温かいお金」安冨歩の「縁結び装置としての貨幣」というのを、実際に商売する中で模索してみたい、という気持ちもある。


お店の名前は決まってて、「Psilocybe & Co. (シロシベと愉快な仲間たち)」だ。どう発音しようかな。シロシベ・アンド・コー、ピー・アンド・コー、ピーコ、シロシベ子...。ま、「Tiffany & Co.」をティファニー・アンド・コーと呼ぶ人はいないわけで、シロシベ、でいいか。

ロゴも作った。

もうすぐ開店します。

物も情報も溢れかえっているこの時代、キュレーションが大事になってくるということはずっと言われているわけだけど、シロシベのキュレーションのセンスに乞うご期待、だ。




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